こんにちは、占い師・お守り装身具作家の弥々です。
占星術や気学等の命術は「過去を起点に未来を予測するツール」であるのに対し、
タロットカードやオラクルカード等の卜術は「現在を起点に未来を予測するツール」なので、
未来を占う占術としては卜術が最も優れているのではないかと、私は思っています。
具体的に説明しますと…。
確かに命術のシステムの根本に取り入れられている物事の本質や真理というものは、
いつの時代にも共通する不変的な法則ではあります。
しかし、時に占術の解釈はその時代の常識や価値観の影響を受けて、
偏った解釈になってしまう事があります。
その為、過去の時代に解釈して作られた命術は、必ずしも今現在の星や宇宙等の、
「自然の流れ」とリンクしていないのではないか、と経験的に私は感じています。
「時代が変われば常識や価値観は変わり、解釈の仕方も変わる」
これも不変の法則の一つなので仕方のない事です。
しかしタロットカード等の卜術は、
その時々の偶然性(インスピレーション)を利用した占術なので、
過去に囚われない解釈を出来るのがシャーマン(霊媒)体質の私には合っており、
特にタロット占いは占者の力量によっては、幅広い事柄を視たり占えるのが魅力の一つなのです。
そして、タロットカードは占者の能力や技術によっては、
魔術的な力を宿せる道具でもあると感じています。
望む未来や願望成就のプロセスを占う際に、
その様な力を宿したカードを使って擬似的に未来や願望の現実化を再現する事で、
それらを現実化させる確率を上げる事が出来るのではないかと、経験的に私は思っています。
もちろん、占われる側(お客様)と占者の相性(フィーリング等の共感の度合い)と、
信頼関係によって的中率や現実化の度合いは変わってきますが…。
何にせよ、私にとってタロット占いは芸術的な占術なので、
タロットカードにこだわって鑑定しています。
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