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スカリフィケーションと蓮の花【心と体に生涯残り続けるお守り】

スカリフィケーションと蓮の花 ◆ファッション
この記事は約5分で読めます。

※この記事は2018年に旧アメブロで執筆した内容を加筆修正した記事です。

こんにちは、占い師・お守り装身具作家の弥々です。
11月8日は蠍座の新月でした。
今回の新月は1年に一回星座を移動する幸運や発展を司る木星や、
7年に一回星座を移動する覚醒や革命を司る天王星が(今年5月に牡牛座入りしたけど逆行して)
再び牡羊座入りしたりと占星術界隈かいわいでは、ちょっとしたお祭り騒ぎになった星回りだそう。

今日はそんな星回りに乗じて占い師である私も蠍座の新月にあやかって、
常々「蠍座っぽいなぁ」と感じている好きなボディアートについて書いてみたいと思います!

ちなみに蠍座の象意は…
生と死・性・オカルト・神秘・マニアック・アンダーグラウンド・情念・極限
といったあやしいけれど魅力的で興味深い分野を司る星座です。

そんな蠍座っぽいと私が感じるボディアートとは…その名も「スカリフィケーション」です!

※以下に出てくる写真は刺激を抑える為に白黒写真ですが、
人によってはグロテスクに感じる写真の為、身体改造が苦手な方は閲覧注意!

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蠍座的な身体装飾 -スカリフィケーション-

  1. 腕のスカリフィケーション
  2. 腹部~腰のスカリフィケーション
  3. 太もものスカリフィケーション
  4. 施術直後のスカリフィケーション

上の写真は私の左半身に施術せじゅつしてあるスカリフィケーション。
スカリフィケーション」とはアフリカの部族間における風習がルーツの身体改造です。

上の写真4枚目の様に、刃物などを用いて皮膚に模様を描きながら傷を付けて、
その傷が治癒ちゆする過程において盛り上がりが生じる現象の、
「ケロイド(傷跡はんこん)」を利用して人体に様々な模様を描く「ボディアート」の一種です。



スカリフィケーションは身体改造の中でも、かなりマイナーなアート。
あまり海外でも知られていない様なので施術している人自体も少ないらしい。

ましてや日本人(でしかも女性)が、こんなに広範囲に施術しているのは、
「見た事も聞いた事もない」と施術してくれた彫師さんが2012年当時に言っていました。

現在でも日本人女性で、こんなに広範囲にしているのは…多分、私くらいかも?笑

スカリフィケーションはタトゥーと同じで麻酔などの鎮痛剤は一切使わずに施術します。
なのでメチャクチャ痛い激痛です!そして、半永久的に体に傷が残ります。

その様な面から外見的にも社会的リスクが何かとある為、身体装飾全般に言えますが、
自分の人生に責任が持てない方はボディピアス・タトゥー含めて手は出さない方が無難です。

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私がスカリフィケーションを知ったきっかけ

そんなマイナーな身体装飾「スカリフィケーション」を私が最初に知ったきっかけは…これ!

胸元(チェスト)に施術した埋め込み式ピアス「マイクロダーマル」
胸元(チェスト)に施術した埋め込み式ピアス「マイクロダーマル」
舌(センタータン)に施術したピアス。
舌(センタータン)に施術したピアス

7年前に舌ピアスを施術してもらったピアッサー兼彫り師の方との交流を機に、
身体改造の世界に魅力と快感とインスピレーションを感じて、
ヘソピアスと埋め込み式ピアス「マイクロダーマル」を施術してもらったのがきっかけでした。

その後、ヘソ下ピアスとマイクロダーマルは排除されて傷跡きずあとが残ってしまったのですが、
逆にそのヘソピの傷痕を利用して模様を描けないかと思い立ち、

様々な身体アートを調べたところ「これだ」と一番、感覚的にしっくりきたのがスカリフィケーションでした。

もちろん身体改造の筆頭格であるタトゥーも視野に入れてましたが、
体にすみを入れるというのが感覚的に「違う、これじゃない、この感覚じゃない」という、
違和感があったのであきらめずに調べた末、スカリフィケーションに辿り着いた次第です。

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蓮の花を体に刻んだ2つの理由 -これも龍神との縁?-

新潟「白山神社」にある蓮の花
新潟「白山神社」にある蓮の花

ちなみに私のスカリフィケーションの模様はトライバル調の「蓮の花」です。

蓮の花を選んだ1つ目の理由が、新潟に住んでいた子供の頃に(1~9歳)、
当時住んでいた家のすぐ近くにある「白山神社」でよく遊んでおり、
神社にはたくさんの蓮の花があって、その光景がやけに記憶に残っているからか、
蓮の花を見たり思い出すと…無性になつかしい気持ちなり親しみを感じるのです。

2つ目は蓮の花言葉の意味が、私が目指す占い師像や人生観に当てはまる言葉ばかりで、
「自分もこんな風になりたい、こんな人生にしたい」と深く感銘かんめいを受けたから。

ちなみに新潟の白山神社本殿に祭られている謎多き女神「菊理姫くくりひめ」は、
「菊理姫自身が龍神、もしくは白龍と関係が深い女神」という考え方があるそうです。

またある説では、封印された龍神とも言われる、
謎多き伝説の女神「瀬織津姫せおりつひめ」と同一だという説もあるそうです。

こちらの記事に書いた内容と合わせて自分の人生を振り返ると、
新潟の白山神社近くに住んでいたのも、江ノ島で波乗りしに行っていたのも、
全て親の都合や趣味で偶然が重なり合っただけとはいえ、
つくづく自分は「龍神との縁がある人生なんだな」と感心しました。

スカリフィケーションに込めた私の願いと想い

ちょうど2012年当時は様々なバイトを転々としながら占い師活動をしていたのですが、
なかなか思う様にいかず現実的に考えると色んな事を諦めかけていた時期で、
「こんな弱気な気持ちじゃダメだ」「もっと自分を追い込まないと!」という心境や状況でした。

うつ病を患った事で色んな意味で人生を諦めていた私にとって「占い師」という職業は、
「やっと見つけた夢中になれる好きな事」だったので絶対に諦めたくはありませんでした。

しかし、そんな思いとは裏腹に「現実的には無理かも…」と思ってしまう、
弱くて優柔不断で迷いやすい自分に嫌気がさして、そんな自分を目にも見える形で変えたくて

ボディピアスとスカリフィケーションをほどこす事で、気合いを入れて願掛けをすると同時に、
「職業的に後戻り出来なくする=必ず占い師で生計を立てる」という意味と、
先程も書いた「蓮の花言葉の意味」も込めて施術した次第です。

自分の在り方を生涯忘れない最高のお守り

…こうして振り返ると過激というか、クレイジーな発想&行動だと我ながら思いますし、
占いやスピリチュアルと同様に人に理解されない分野なので様々な意見はありますが…。

個人的にはその甲斐かいあって見事に目標は達成出来たし、身体装飾をした事で人生を変えられたので、
「想いを込めた意味ある身体装飾は美しくてとうとい」と私は主張したいです!

そして、この様な自分に対する過激さが、
私の占い師としての核でありアイデンティティでもあるので、
まさに私にとってボディピアスとスカリフィケーションは死ぬまで体と心に残り続ける
「自分の在り方を生涯しょうがい忘れない最高のお守り」なのです!

なかなかハードな内容でしたが…それでは今日はこの辺で♪ 

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