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自分で心や魂の傷を癒す普通の方法【私が子供の頃からずっと望んでいた事】

散歩道の石垣に咲いていた花 ◆ファッション
この記事は約6分で読めます。

※この記事は2019年に旧アメブロで執筆した内容を加筆修正した記事です。

こんにちは、占い師・お守り装身具作家の弥々です。
最近の私は前回のブログでお知らせした通り、約7年所属した占い館を2019年2月にようやく辞めて一ヶ月以上が経ちました。

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燃え尽きた心、鬱なメンタル

辞めた直後の3月上旬は私の中では「辞めたら一気に動くぞ!」と思っていたのですが…。

予想以上に自分の心と体は疲れ果てていた様で、いざパソコンを開いてサイトやショップの編集をしようとしたり、ブログ執筆や商品制作をしようとしても、やろうと思った途端に頭の中が真っ白になってしまい、何も出来ない状態が続いていました。いわゆる燃え尽き症候群や、うつ状態といった感じですね;

「とにかく…ひたすら家の中で、のんびり過ごしたい」

なぜかは分からないけれど…やりたい事はたくさんあったはずなのに、今はもう、そんな気持ちしかいてきませんでした。
そんな訳で勇気を出して自分の心が望むままに期限を決めずに、のんびり過ごしてみる事にしました。
そうして、のんびり過ごして時間が過ぎていく中で、気付いた事がたくさんありました。

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自分を知るというのは人生で一番難しい

今思えば父が倒れて家庭環境が変わった15歳から今までずっと、常に精神的に張り詰めた状況や環境で過ごしてきたので、心の底から安心して、ゆっくり過ごした事なんてなかった事。

18歳の冬にうつ病を患った時でさえ「うちはお金が無いから何とか自分でお金を稼がなくちゃいけない」「親に余計な心配や負担をかけちゃいけない」と無意識に思ってしまい、親や誰かに(とくに精神的に)頼りたい時があっても、どうやって人に頼ればいいのか分からなくて、甘えられなかった事。

子供の頃から身内にしろ他人にしろ、人に頼られたり甘えられる事はあっても(私にも原因はあるかと思いますが)いざ自分が心身共に辛い時や悲しい出来事があっても、労われるどころか、突き放されたり理不尽な扱いをされたり、逆に加害者扱いされたりと、世の中の不平等さや人間の薄情さに嫌気がさして、人間不信を抱えていた事。

本当はお金や仕事、恋愛とか結婚とか将来の心配も、全てに対して何もしたくなくて、ひたすら安心できる家の中で、ゆっくり休みたかった事。

…うつ病を患った時もそうだったのですが、日々の出来事に追われてボロボロな状態になって初めて、そんな自分にやっと気付けたのでありました;

うつ病は自分の限界を把握する事で防げる

こういう経験もあって私にとっては「自分を知る」と言う事が人生で最も難しいです。
自分の気持ちって良くも悪くも誤魔化そうとすれば、どこまでも誤魔化せるものだから。

10代とか20代の若い頃は(ちなみに今の私は30代です)、自分の限界を知らないが故に無理が出来る時期でもあり、限界の幅を広げていく時期でもあるとは思います。

ただ、今思うと若さゆえに強がって自分の弱音に素直になれなかったのが、うつ病を引き起こした最大の原因だったのかも知れません。

そんな風に客観的に過去を分析出来る様になった今では…

「自分は弱い、激弱だ…!ついでに今は脆弱ぜいじゃく個人事業主!でも弱いという事は強くなれる可能性はいつでもある!だったら、いっその事、開き直ってゆっくりと、牡牛座なだけに牛歩ペースで強くなれば(=成長すれば)いいよね!」

…ととらえる様に過ごし始めてからは、他人の言葉や態度に振り回されずに、自分の弱音に気付けてダメな自分でも許せるようになりました。笑

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心の癒し方① -日常の中で自分で叶えられる小さな幸せを味わう-

そんな訳で直感と衝動に従って未来の事なんて白紙の状態で、占い館を飛び出して様々なしがらみを無くしてみました。
そして、ひたすら心が望むままに過ごした事で、ずっと置いてけぼりになっていた、さかのぼると幼少期からの自分の本心にやっと気付く事が出来たのです。

ずっと心に抱えていた焦燥感しょうそうかん虚無感きょむかん、強烈な怒りや悲しみ等の負の感情。
つまりトラウマ(スピリチュアル的に言うなら潜在意識や魂の傷)を消化して、逆にそれらの感情や経験を知恵として昇華する事が、やっと出来ました。


では具体的にどうやって消化=昇華していったのかと言うと…!
いつかやろうと思っていた大量のCDの音楽をパソコンでウォークマンに地道に入れて、曲順にこだわってプレイリストの編集や整理をしたり…。
部屋の作業スペースをより効率的に使える様に模様替えをしたり、ついでに布団カバーとシーツを好きな色の緑にしたり、衣替えしたり…。

散歩道の石垣に咲いていたピンクと黄色の花

実家の愛犬ベルの散歩で通るいつもの道で、普段は気付かなかった石垣の花が綺麗きれいに見えたので写真を撮ってみたり…。

人工オパール製のラブレットピアスと、ガラスプラグと木製ジュエリーボックス

ずっと前から欲しかったボディピアスを大人買いして、ボディピアスやアクセサリーの収納の仕方にこだわってみたり…。

地元駅周辺にある隠れ家的なカフェで注文した野菜クリームパスタ
地元駅周辺にある隠れ家的なカフェで注文したチョコレートケーキとコーヒー

時々、一人でふらっと立ち寄る地元駅周辺の隠れ家的なカフェで、いつもはランチだけ注文して食べたらすぐに帰るけれど、たまには好きなチョコレートケーキとコーヒーも注文して、ゆっくり過ごしてみたりしました。

…こうして見ると特別な事は何一つない普通の日常ですよね。

でも、こういう些細ささいな日常の中で出来る範囲で、ちょっとした自分のこだわりを追及したり、小さな我儘わがままや願望を一つ一つ丁寧ていねいに、結果に捕らわれずに自己肯定と満足感を軸に、叶え続ける行動を意識的に自力でする=自分で自分を幸せにする事で、自身の心のトラウマや魂の傷を癒す事が出来ると私は思いました。

心の癒し方② -気付いた時に他者に求めていたものも自分で得られる-

また、他者にしてもらいたかった事や求めていたものも同じで、そこに気付いた時点でもう他者を頼らなくても、すでに自分で望みを叶えられる環境だったり、解決策が得られる状況になっている場合は多いのです。

分かりやすく今回の私のケースで例えるなら…

「家でゆっくり家族と過ごしたい」と願っていたのは幼少期の私でした。
しかし当時の私は子供ゆえに自分の複雑な感情に気付けなかったり、分かったとしても両親の都合で望みを叶えられる環境ではありませんでした。

しかし大人になった今の私なら、生まれ育った家族がいる実家に住むか、パートナーを得て自分の家族を作るか、一人暮らしをするかの選択は出来ます。

そして、生まれ育った家族にしろ自分で作った家族にしろ、時間とお金の余裕を作れば「家でゆっくり家族と過ごす」という願いも叶える事は出来るのです。

…この様に他者に求めたものや得たかった感情に対しても自力でそれを満たす行動を取る事は出来るのです。


私の場合は気付くこと自体が遅過ぎたものの、集中的に気が済むまでのんびり過ごして休みを多く取り、上記の自分を癒す行動を取り続けた事で、やっと心のエネルギー=霊力であり運勢・運命を動かす原動力が少しづつですが復活してきました!

もし、このブログ記事を読んでいる方で、私と同じ様な経験や似た様な感情を抱いてトラウマが出来てしまっていたり、心が傷ついて疲れ果てている方は試してみると良いかも知れません(^^)

それでは今日はこの辺で♪

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